鎌倉みどりのレンジャーは、市民、行政、事業者と協力して、市内の緑の保全活動を行っています。

 鎌倉市の良好な自然環境の維持・創出を図り、人と自然とが共生できる地域社会の実現を目指しています。

 活動内容は豊富で、個人、市民の方が無理なくご自分のペースで活動でき、また活動後の達成感や充実感を味わいながら、社会的な貢献や役割も果たせるボランティア活動です。


活動日誌

9月21日(木)

常盤山県有緑地で竹林整備を行いました。

朝方は小雨が降っていましたが、エリアの西側に残っているヤマザクラやハゼの木の周辺の侵入竹を除伐し、樹木が勢いを取り戻してくれることを願いました。


9月23日(土)

本年度11回目の史跡協働管理事業の緑地整備を、北条氏常盤亭跡・円久寺裏谷戸で行いました。

この谷戸は、北条義政の別邸があった場所といわれ、奥に大きなやぐらがありますが、あまり知られていません。

平場全体を覆う夏草を刈り払い、やぐら前まで歩いて行けるようになりました。


9月14日(木)

本年度10回目の史跡協働管理事業の緑地整備を大町釈迦堂口遺跡で行い、平場と入口などの草刈りを行いました。草刈り前に全員で、特定外来植物オオブタクサを探し、花穂を付けたものがあれば切り取って袋に入れる作業を行いましたが、1本しか

見つかりませんでした。これまで4年間の抜根作業の効果を感じることができました。


9月9日(土)昨年度より樹木の残っているエリアで雑木林再生の母樹を調べるための樹木調査を着手しておりますが、竹の除伐が進み見通しが良くなったため樹木名を確認するための調査を行いました。ムクノキやエノキなどの落葉広葉樹が主体でスダジイやシロダモなどの常緑樹も多くありました。


9月6日(水)

本年度9回目の史跡協働管理事業の緑地整備を、東勝寺跡で行いました。4月に作業して以来だったので、平場は腰の高さまで夏草が伸び、道路に面したフェンス際も草に覆われ、フェンスに絡んだツルで史跡内が見えない状態でした。約2時間の作業で、フェンス際がスッキリして景観も良くなりました。


92日(土) 

8月は公園や緑地における活動を休んでいましたが、9月から活動再開です。

源氏山公園の現状を把握し今後の整備の方針を確認するため、園内の巡回・観察を行いました。

写真の左は、朝礼における参考資料の説明と、右は、源氏山公園の葛原ヶ岡エリア巡回の様子です。


8月31日(木)

常盤山車庫で機材の点検・整備を行いました。

刈込鋏の取り扱いと点検方法について確認しまし。

刈払機は定期点検・整備を実施しました。


89日(水)

鎌倉市文化財課との史跡協働管理事業でレンジャーが巡回している切通について、文化財課の学芸員である中野智史氏から「鎌倉の切通~都市の交通と境界~」をテーマにレクチャーしていただきました。会場の鎌倉中央公園管理事務所2階研修室には、31名の会員が参加し、とても有意義なお話を伺うことができました。その後、安全な活動をめざして安全講習を行いました。


73日、10日、24日、31

酷暑の日々、大船フラワーセンターでは園内の「森の小道」(山野草園)の木陰で野草や樹木の管理作業を行いました。灌木類では暑さのためか枯れが進んでいるものがあり、枝下ろし・伐木などの処理をしました。下草や蔓草類は伸び放題で、野草のユリ類も例年通り元気に花を付けていました。


722()27日(木)

寺分1丁目特別保全緑地アジサイ園にて今年最後のアジサイ剪定と繁茂してきたクズ除去作業を行いました。

(左側の写真は6月アジサイが満開時のものです)

来年も満開で皆様に楽しんで頂く為に、今行える対応を実施しました。 

今年の暑さは厳しかったです。


7月20日(木)

本年度8回目の史跡協働管理事業の緑地整備を、大町釈迦堂口遺跡で行いました。初めに全員でオオブタクサを抜根した後、正面入口、通路、上段平場に分かれて作業を行いました。

外気温は29度で厳重警戒の暑さだったので、作業中2回休憩を取り十分に水分補給をして熱中症予防に心がけて作業しました。


715日(土)

梅雨明け前の酷暑の中、源氏山公園では7月の定例活動を行いました。

多くの来園者が訪れる、頼朝像のある広場では、基壇周囲の生垣に生えたススキやツル類の除去の他、アジサイの剪定などを行いました。また、源氏山(頼朝像の広場から東側に位置する丘陵のピークで、白旗山とも呼ばれている)の南斜面にひろがる「かがやきの森」ではアジサイ約 20 株の剪定を実施しました。


7月8日(土)、13日(木)

常盤山県有緑地で今年度最初の林野庁交付金事業となる竹林整備活動を行いました。

エリアの西側、殆どマダケに覆われたゾーンで、安全講習とモニタリング初回調査を行った後、新しく出てきた新生竹を除去しました。


2023 年7 月6 日(木)

本年度7回目の史跡協働管理事業の緑地整備を、北条氏常盤亭跡・西側谷戸で行いました。この谷戸は昭和50年代に行った発掘調査で、建物の礎石跡などが発見されたことで、周辺の丘陵一体が国の史跡に指定されたという場所です。レンジャーがここで作業するのは5年ぶりで、背丈まで繁茂した夏草を刈払機で刈り取り、山裾に運搬集積しました。


6月29日(木)

常盤山県有緑地で侵入竹駆除作業を行いました。

6月から7月にかけてはマダケの筍が多く出てきます。この時期に駆除しないとあっという間に竹林が元に戻ってしまいます。左の写真は未だ葉が広がっていない新生竹の群れです。

作業場所の足元にはタシロランが咲いていました。

 


6月22日(木)

本年度6回目の史跡協働管理事業の緑地整備を、

大町釈迦堂口遺跡で行いました。

この平場には数年前から、外来植物で花粉症の原因ともなっているオオブタクサ(写真)がはびこっているため、開花前に根絶しようと、草刈りの作業前に全員で抜根作業を行いました。



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